年明け早々、嬉しいニュースが飛び込んできました。なんと、私たちつばめタクシーグループが日本サービス大賞の『地方創生大臣賞』を受賞したんです!
内容をいち早くお伝えしたいところですが、まずは「日本サービス大賞とはなんぞや」という疑問にお答えします。主催しているのは、公益財団法人日本生産性本部。あまり聞き慣れないと思いますが、総務省・厚生労働省・農林水産省・経済産業省・国土交通省が後援に名を連ねているように、かなりのお墨付きがあります。
■革新的で優れたサービスにスポットライトが当たる
日本サービス大賞は、「生活を豊かにしているサービス事業者の表彰」を目的に発足されました。評価対象は幅広く、地方創生・6次産業化・デジタル化・グローバル化・異業種連携・健康・働き方改革・女性活躍・多文化共生など、様々な側面からスポットライトが当たります。
共通しているのは、革新的で優れたサービスであること。産業の発展を先導し、希望にあふれた次世代の日本を作るサービスが対象となっており、計10項目の賞が設けられています。
■具体的に評価された3つのポイント
私たちは移動サービス事業の新たなモデルにチャレンジしており、取り組みのひとつに挙げられるのが、「あんしんネットワーク」。移動に留まることなく、ショッピングや介護などを含めたあらゆる角度から地域に貢献しています。この「あんしんネットワーク」こそが、今回『地方創生大臣賞』に認定されたサービス。具体的に評価されたポイントは以下の3つです。
- 24時間駆け付け介護や徘徊者の発見など、タクシー事業に新たな価値を付加している。
- タクシードライバー(普通二種)・介護職員初任者研修・市民救急員・警備員などの資格取得をサポートする体制を自社内で整備。警備員資格者は全体の99%、介護職員初任者研修有資格者は全体の約20%を占める。
- サービスの多角化が形骸化することなく、これらを高度に提供できるドライバーの育成に注力。労働生産性も向上し、ドライバーの年収は業界平均を約50万円上回っている。
独自の取り組みが公的に認められるのは本当に嬉しいことですし、「自分たちのアクションは間違っていない」という自信も付きました。これからも移動を基軸とした複合的なサービスを提供しながら、名古屋のインフラを末長く支えていきます。