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2022 / Aug
メディア
【来ないタクシーを待つ時代は、終わった】配車アプリの“裏側”、徹底解説。

アプリで頼める出前サービスが今や当たり前になったように、タクシー業界でも「配車アプリ」がポピュラーになりつつあります。それはスマートフォンから場所を指定するだけで、ものの数分でタクシーが来てくれるという優れモノ。利用する側からすれば非常に簡単な仕組みですが、依頼を受けたタクシードライバーは一体どのように短時間で依頼の場所に到着できるのでしょうか?普段なかなか捕まらないこともあるタクシーが、ここまでスピーディーに対応できる秘訣は何なのでしょうか?

今回は名古屋市を中心に16のタクシー会社を展開する「つばめタクシー大和グループ」が、自社における配車アプリの“裏側”を徹底解説していきます!

 

まずは依頼する側の手順から追っていきましょう。スマートフォンで配車アプリを立ち上げたら、タクシーを呼びたい場所を地図上で指定。自宅など、よく使う場所はあらかじめ登録しておけます。車を付ける位置や車種なども任意で指定し、注文ボタンを押したら手配完了!あとは待つだけで、数分後にはタクシーが来てくれます。さて、一方その頃・・・

 

つばめタクシー大和グループの配車システムが、さきほどアプリ経由で入った予約情報を受信しました。そこからはお迎え先周辺を走行している車両をリストアップし、さらにその中で最適なルート検索を実施。その結果、最も早く到着できる車両を確実に手配することができます。これら一連の配車業務、実はすべて完全自動。いっさい人の手を介することなく、車両決定までをシステム上で完結できる仕組みになっています。

 

車両が決定したら自動で指示が出され、カーナビに目的地が表示されます。ドライバーが住所を入力する必要もなく、非常にスムーズですね。「ピンポイントで最適な車両を配車できるのはすごいけど、ドライバーの仕事量に偏りが出るのでは?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。当グループにおける1日の予約数は1万件を超えることもあり、むしろ引く手あまたの状態。お客様のご案内が終わった後またすぐ次の依頼が入る…というように、配車依頼が1日中途切れない日もあります。最近では、月間で約26万回の配車を実施しました。

 

配車から数分後、スムーズにお迎え先へ到着。ドライバーの所要時間もお客様の待ち時間も少ないので、お互いノンストレスなのが嬉しいポイントですね。便利な上に多くのメリットを生み出す配車アプリ…その裏側には、素晴らしいテクノロジーとそれを最大限に活かす仕組みが存在していたのです。

今回の解説で登場した配車アプリは『スマたく』。これは私たちが自社で開発・運営しているアプリで、世界トップクラスのシェアを誇る配車アプリ『GO』『DiDi』や『S.RIDE』とも提携しています。そのお陰もあって、お客様との接点はますます増加中。時には誰かの人生における大切なワンシーンに巡り合うこともあり、ドライバーとして様々な形で地域の人々に貢献することができる…それが、つばめタクシー大和グループで働く魅力のひとつと言えるでしょう。ちなみに、『スマたく』は今年中にリニューアル予定。新たな機能を搭載し、さらに使いやすくなって登場します。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

お客様の笑顔だけではなく、自社で働くドライバーの笑顔まで生み出している最新技術。それらが用意された快適な環境で、タクシーを「利用する側」から「利用していただく側」にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?ひょっとしたら…まだ見ぬ楽しい人生が、あなたを待っているかもしれません。