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2019 / Oct
メディア
【突撃レポート】1年目の人事担当が新人ドライバー研修に潜入

こんにちは、人事担当の中島です。つばめタクシー大和グループでは、入社1年目のドライバーが一堂に会する新人研修を、年2回ペースで開催しています。実は、私も入社1年目。職種は違いますが、今後のために内容や雰囲気を肌で感じておこうと、研修にこっそり潜入してきました。

 


 

教育担当が前に立って、みんなで座学。そんな研修風景を想像していましたが、テーブルは四角形にレイアウトされています。お互いの顔が見えるようにこのような配置になったのでしょうか。
今日の参加者は総勢15名。最年少は28歳で、最年長は59歳です。
おや? 全員の前に、美味しそうなお弁当とお茶が出されていますね。そう言えば私、まだランチを食べていませんでした。途中でお腹が鳴ったらどうしよう。

 

 

「さ、そろそろはじめようか」

13時。人事兼教育担当・国本の声で、新人研修がスタートします。

「ドライバーデビューして、今それぞれに色々なことを感じてると思う。順番に話を聞いていくから、率直な感想を教えてほしい」

全員に話を振っていくわけですね。国本から見て、反時計回りの順番でドライバーさんが感想を述べていきます。

「思ったよりも無線配車が多いのに驚きました。忙しいときは応答できないんですけど、なるべく取った方がいいですよね?」

「無線配車はめちゃくちゃ大事。短い距離でも、積み重ねるとデカイよ。配車アプリが浸透してるから、これから無線の数はもっと多くなると思う」

ここで別のドライバーさんから手が挙がります。

「お客様から近い距離にいるドライバーに無線が入るんですよね?」

「そう。配車システムは人工知能によって進化してるし、来年の春から相乗りタクシーがはじまるから、無線配車がずっと続くこともあるんじゃないかな。例えば、今乗せてるお客様をナゴヤドームで降ろしたとしたら、ナゴヤドームの近くにいるお客様からの配車依頼が入って、どこかで降ろしたらまたその近くから配車依頼が入るっていう」

「絶え間なく無線が続くのは嬉しいですね。これからは応答率をもっと上げていきます」

「みんなが羨ましいよ。昔ドライバーやってた頃、無線で10キロ先まで行ったらワンメーターだったことあるもん。往復の高速代の方が高くついたからね(笑)」

なるほど、流れが掴めてきました。一人ひとりが発表して終わりではなく、個々の感想をきっかけにみんなでワイワイと話し合うんですね。

 

 

その後も、ドライバーさんからさまざまな声が上がります。

「この間、予約のお客様がキャンセルになったんです。それ以降は予約が入っても、お客様は本当に呼んでくれてるのかなって不安になってしまって」

「あー、分かるなぁ。ボクも同じことを思ってました」

「大丈夫。キャンセルが3回続くと、無線配車は使えなくなる。冷やかしはなくなっていくから、安心して」

「良かった!」

2人はスッキリした表情で視線を合わせます。

「ボクは仕事をしている感覚があまりないんですよ。ゲームに近いというか」

隣でウンウンと頷いているドライバーさん。誰かの発言に対して、別の誰かが頷くシーンはよく見られました。共感できるポイントが近いんですね。

「前を走っている空車のタクシー数台が交差点を左に曲がったとき、敢えて右折するとお客様が待ってることってありませんか?」

「あるある! 他のタクシーと違う方向に走ってみるのって意外と有効ですよね」

「他のタクシーが少ないエリアに行くのもアリだね。例えば、赤池って終電後はタクシーの数が少なくなるけど、駅でお客様が待ってるケースは結構ある。錦でコツコツと乗せてもいいし、他のエリアを攻めてもいい。需要予測システムを活用しつつ、勘に頼りにしてみるのも面白いね」

 

 

「私は佐賀出身なので、道を覚えるのに少し苦労してます」

確かに他府県から移住した人は、最初は道に慣れないかもしれません。と思いきや、別のドライバーさんからフォローが入ります。

「私は名古屋出身ですけど、道を間違えることはありますよ」

「え? そうなんですか?」

「この前も、ついつい話が弾んでしまって曲がるべきだったところを間違えたんですけど、あぁーすいませんって言ったら、いいよいいよって返してもらえました」

「環状2号線は曲がるポイントを間違えると遠回りになるから、そこは気をつけた方がいいかな。でも、道が分からなければ、基本的にはお客様に聞けばいいよ。同じく名古屋出身だけど、最初は名東や守山あたりの道は全然分からんかったもん」

別のドライバーさんからはこんな声も。

「名古屋マリオットアソシアホテルで待機してると、お客様がつばめタクシーを呼んでるっぽいことがあるんです。他のタクシーの後ろに並んでるときでも前に行っていいんですか?」

「あれでしょ? このジャスチャーでしょ?」

鳥が羽ばたいている姿を両手で表現する国本。

「あれはつばめタクシーに乗りたいっていう合図だから、前に行っちゃっていいよ」

そんなジェスチャーでつばめタクシーを呼ぶお客様もいらっしゃるんですね!

「感想が一巡したことだし、そろそろお弁当食べようか」

あっという間に40分が経過。お弁当タイムに入ったのに、みんなワイワイと話し続けています。新人同士だから話せることって、たくさんあるんだな。

 

【研修終了後、国本に話を聞いてみました】

 

 

中島「こんなにフランクな雰囲気だったんですね。私もリラックスして参加できました」

国本「昔はもっと堅苦しかったよ。就業規則を改めて確認するとか。でも、それって楽しくないでしょ?」

中島「もともと国本さんもドライバーでしたもんね」

国本「新人の頃って、他のドライバーが何を感じながら働いているのかを知りたいんだよ。就業規則は自分ひとりでも確認できるからね」

中島「喜びも不安も分かち合っている感じがしました。お弁当を食べはじめてからも、みんながずっと話し続けていた姿が印象的です」

国本「出勤日の都合で顔をあまり合わせない人もいるから、交流を深めるいい機会になっとるよ。あ、そうだ。お弁当余ってるけど、食べる?」

中島「もちろんいただきます!」

ということで、研修の雰囲気を知ることができて、お腹もいっぱいになった潜入レポート。次回も参加してみようかなって思ってます!