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2023 / Apr
メディア
【5人に1人が女性社員】タクシードライバー=男性の先入観は今捨てよう。

「タクシードライバーは男性が多い」というイメージをお持ちの方はいまだ多いはず。ですが今、その現状は変わりつつあるのをご存じですか?

全国ハイヤー・タクシー連合会のデータでは、平成5年度の女性ドライバー比率はたったの1.3%。ですがその後、平成20年には2.5%と約2倍に増加、そして令和4年では3.9%にまで上がっています。

つばめタクシーでも女性の入社が増えており、社員数の約20%は女性です。グループ全体では152名もの女性ドライバーが活躍し、全国的に見ても女性ドライバーが多い会社だと言えます。

 

女性ドライバーだからこそ発揮できる価値がある。

実はお客様からも、女性ドライバーが喜ばれる場面は数多くあります。例えば、キッズタクシーでは「子どもを女性にお任せできると安心」というお声もありますし、妊婦さん向けのタクシーでは、子育て経験のあるドライバーの心配りに感動していただくこともございます。他にも、接客を極めたドライバーが務める、おもてなしのスペシャリスト集団『チーム・エクセレント』でも女性が活躍中です。

このように、女性ならではの心遣い・おもてなしはお客様からも好評。”女性が輝けるポジションが多い”ということは、つばめタクシーで女性ドライバーが増えている理由の1つだと考えています。

 

女性ドライバー応援企業として働きやすさを追求

ドライバーに当社の魅力を聞くと、多くあがるのは「働きやすさ・家庭との両立」です。私たちは、国土交通省から認定された『女性ドライバー応援企業』。子育て中の女性が安心して働ける環境整備にも力を入れています。

 

  具体的な取り組みの一例  
・昼勤務や完全週休二日制(土日休み)勤務を選択することで、子育てと両立が可能。
・研修センターの開始時間を見直し。1時間遅くすることで、小さなお子様がいる方も通いやすいように配慮。
・電動スロープなどが備わった新型シエンタの導入により、車いすの乗降にも力が不要に。

 

ドライバーを選ぶ理由は十人十色。

2023年4月にも女性が複数名入社をしています。今回はそのうち2名のインタビューをご紹介。それぞれ入社の理由は様々ですが、働く環境に安心感をもってご入社いただいています。

■S.Hさん(48歳)
前職は介護職。不規則なシフトが多かったため、「子どもの生活に合わせた働き方がしたい」と思い、この仕事を選びました。昼勤務のみや土日休みも選べるので、子育てと両立するうえではとても安心でした。

■Y.Iさん(51歳)
昔は、タクシー業界は男性が多く、大変というイメージがありました。最近は若いドライバーや女性ドライバーが増えてきたというのを感じていたので、思い切って挑戦してみることに。運転は好きですが方向音痴なので、つばめタクシーのナビやAIシステムには大変助かっています。

このほかにも女性ドライバーからは、「女性でも収入を上げられることが決め手でした。1年で世帯年収は倍になり、生活が安定しています。」「出庫してしまえば1人の世界。マイペースに働きながら毎日新鮮な気持ちで楽しめることが仕事の魅力です。」といった声も。

 

女性ドライバーがもっと活躍できる世の中に。

つばめタクシーは、目的地までご案内するタクシー会社ではありません。タクシー業界のイメージを変えることも私たちの役目です。「タクシードライバーは性別関係なく活躍できる職業である」と、世の中に認知してもらうことを目指して、女性活躍推進に取り組んできました。

もし今、「タクシー業界に興味はあるけれど、やっぱり不安もある」という方がいれば、女性ドライバーから採用担当に転身した人事がご相談に乗ることも可能です。私たちは皆さんのささいな不安も取り除いて、前向きに働いてほしい。そして一緒に働き方をよりよくしていきたいと考えています。

 

女性活躍推進はつばめタクシーが取り組む施策の一例です。
”性別や経験に関わらず、より多くの人がタクシードライバーとして活躍できる環境”をこれからも作り続けていきます。